認知症の人への排泄後のケア
読み方:にんちしょうのひとへのはいせつごのけあ
認知症の人は、失行によりトイレットペーパーが自分では取り出せないために拭けない、流すためのレバーやボタンが分からないため流せないといった後始末ができないことがあります。
さらに、元どおりに下着やズボンをはくといった衣類着脱の行為が難しいこともあります。
・トイレットペーパーをあらかじめ介護者が用意して渡す
・流し方が分からない場合は、レバーやボタンが分かるように紙などに表記し貼る
・衣類着脱が難しい場合は、着脱しやすい衣類の工夫
などをすることが重要です。
そのうえで、どうしてもできないことは介護者が介護します。