な行

認知症を引き起こす疾患とは?

認知症を引き起こす疾患

読み方:にんちしょうをひきおこすしっかん

認知症を引き起こす疾患(病気)は多様です。脳の神経回路網にダメージを与えて認知機能を低下させる原因疾患はさまざまですが、頻度の高い疾患は限られています。

もっとも高頻度なものは、「アルツハイマー型認知症」で、過半数を占めています。

次いで、レビー小体型認知症と血管性認知症になります。

さらに少ないのが前頭側頭型認知症(ピック病)や、正常圧水頭症です。

その他、脳腫瘍や頭部外傷などの脳の病気だけではなく、心臓や肺、腎臓の内科疾患も認知機能低下を引き起こす原因となることがあります。ただし、これらの認知症を引き起こす疾患は、早期の適切な治療で認知症の症状は改善するので、治療可能な認知症といわれます。

治療可能な認知症とは、「6か月以上症状が継続」というICD-10の認知症診断基準にのっとれば、治療可能な疾患は認知症とはいえない疾患となります。

うつ病が原因で認知症の状態になっていたり、うつ病が原因で認知症の状態になっている事例もしばしばありますが、薬の中止や、うつ病の治療で、認知症の状態から回復するので、真の意味での認知症ではありません。

詳しくはこちら
合わせて読みたい
合わせて読みたい
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

kana

はじめまして(^-^)/
介護ラボのカナです。

ブロガー歴3年超(820記事執筆)
介護のあれこれを2020年6月~2022年9/8まで毎日投稿(現在はリライトしてます)

社会人経験10➡介護の専門学校➡2021年3月卒業➡2021年4月~回復期のリハビリテーション病院で介護福祉士➡2023年1月~リモートワークに。
https://kanalog-kaigo.com/で介護についてのあれこれをブログに書いています!
好きな言葉は『日日是好日』
「福祉住環境コーディネーター2級」・「介護福祉士」取得
介護のことを少しでも分かり易く書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします♡

-な行
-, ,

PAGE TOP