収集癖
読み方:しゅうしゅうへき
認知症の人は、孤独感や孤立感が強くなるとその状況を何とかしようと考え、物を集めて身の回りに置くことで安心感を得ようとする心理になると考えられます。介護者から見て、不要なものだからといって集めたものをすぐに片づけてしまうと状況はかえって悪くなります。
収集癖がみられる場合は、孤独や孤立を感じる状況がないかをアセスメントします。
●一緒に活動する時間
●他者とお茶を飲みながら交流できる時間
などをつくりながら、その人ができること、役割を見つけることが有効です。
孤独感や孤立感を埋める状況をつくることがカギとなります。