脳腫瘍(髄膜種)
読み方:のうしゅよう(ずいまくしゅ)
髄膜腫は原発性脳腫瘍(転移ではないがんの脳腫瘍)のうち最も頻度の高いものです。 ゆっくり大きくなるので無症状であることも多く、健診(脳ドック検査)などで偶然発見される脳腫瘍の半数が髄膜種だといわれています。
まれにこの髄膜種という脳腫瘍が前頭葉などにできると、長時間かけて認知症の症状があらわれます。髄膜種は良性のことが多く、手術で軽快します。
がんの脳転移の場合も認知症の症状が出る場合がありますが、進行が早く、意識障害も伴いやすいので、通常の認知症とは症状が異なります。