不安によるBPSD
読み方:ふあんによるびーぴーえすでぃー
記憶障害や見当識障害で過去と現在のつながりが失われ、遂行機能障害により出来ないことが増えることなどから、自分の存在が失われていく漠然とした不安感や喪失感が生まれ、それらがBPSDの背景となります。
BPSDはたくさんの要因があり、そのどれがBPSDに結び付いているのかをひもとくことでBPSDへの対応策が見えてきます。
氷山に例えると、BPSDは水面の上に出ている顕在化した部分で、大部分(氷山では90%)が水面下に隠れています。
この隠れているさまざまな要因に気付き、本人の気持ちを共感的に理解して対応策を探る方法が「ひもときシート」です。