福祉職員キャリアパス対応生涯研修過程
読み方:ふくししょくいんきゃりあぱすたいおうしょうがいけんしゅうかてい
福祉職員キャリアパス対応生涯研修過程とは、社会福祉法人全国社会福祉協議で開発した研修過程です。多くの都道府県で開催されています。
この研修過程は下記の4階層に分かれていて、
- 「初任者」
- 「中堅社員」
- 「チームリーダー」
- 「管理職員」
各キャリア段階で必要な基本的な能力の習得やキャリアを描くことを目的としています。
介護福祉職の『キャリアデザイン』の出発点として介護福祉士資格の取得があります。国家資格を有する専門職として、専門性を磨き能力を開発することは、生涯を通じて継続されていかなくてはなりません。
このような生涯と通じた能力開発の取り組みを『キャリア開発』と呼びます。
キャリア開発は、自律の促をし、計画的な能力開発を行うことを目指すものであり、それには自らがそれに向かって励む自己研鑽の姿勢が必要です。個人としては、自身の役割や多様な人との関わりの中、目的や意図をもって主体的にキャリア形成を進めることが大切になります。