アルツハイマー型認知症の食欲低下
読み方:あるつはいまーがたにんちしょうのしょくよくていか
アルツハイマー型認知症では食欲低下がしばしばみられ、その原因はドネペジルなどの治療薬の副作用であることが多いです。亜鉛欠乏による味覚低下が背景のこともあります。
日頃のケアに対する不満で食事を拒否することもあります(拒否というBPSD)。
また、うつで食欲がないこともあります。
アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症では重度になると食物や食器を認識できない失認で食べられないことがあります。終末期が近づくと咀嚼(そしゃく:かむこと)や嚥下機能そのものが低下して食事が困難になります。