脊髄損傷とは
読み方:せきずいそんしょう
脊髄損傷とは・・・
事故や転倒、転落などの外傷によって、中枢神経である脊髄が損傷されることです。損傷した脊髄の部位によって、麻痺のレベルや機能障害の程度が変わります。また、運動機能障害(運動麻痺)だけではなく感覚機能障害(知覚麻痺)も伴います。
- Zanocolli分類(ザンコリー)・ASIA評価(エイシア)分類
- ●Zanocolli分類
脊髄損傷による麻痺の評価。機能する髄節と対応した筋のはたらきがわかる。それによってできる動作を知ることができる。
●AISA評価
完全麻痺か不全麻痺か、運動神経と感覚神経がどの髄節まで残存しているかなど麻痺を総合的にとらえることができる。
麻痺は、損傷した脊髄から下の髄節に起こる対麻痺となります。脊髄損傷の麻痺の評価には、Zanocolli分類(ザンコリー)やASIA評価(エイシア)などがあります。麻痺の程度や内容によって必要な支援は様々です。