ケアマネジメントセンター方式の理念
読み方:けあまねじめんとせんたーほうしきのりねん
ケアマネジメントセンター方式は、
・いつでも
・どこでも
・その人らしく
という利用者本位のケアの実現を理念としています。
つまり、認知症の人の立場で理解を共有し、チームでケアをするためのツールと理解することができます。
そのため各シートには「私の」というキーワードが随所に出てきます。この「私」は、アセスメントの対象となる認知症の人を指しています。
これは、認知症の人が「私の情報である」ととらえられるように、認知症の人の立場を常に意識しながらアセスメントを行うというケアマネジメントセンター方式の理念が反映されています。
ケアマネジメントは、チームで対象者である高齢者・認知症の人などの理解を共有し、ケアできるように、そしてその結果として対象者が尊厳をもって自立した日常生活を営めるように実施されるものです。
つまり、ケアプラン(介護サービス計画)を作成することが目的なのではなく、ケアにあたるチームが、対象者の理解を共有し、共通の理解に基づいてケアができることが重要となります。