頻繁にトイレの訴えがあるときの方法
読み方:ひんぱんにといれのうったえがあるときのうほうほう
認知症の人は、トイレに行ったばかりなのに、また行きたいと頻繁に訴えがあり、誘導しても排泄がないことがあります。
原因としては、
・トイレが間に合わず失敗してしまうのではないか
・トイレの場所が分からない
・今いる場所自体がどこなのか認識できない
といった不安感がつのった心理状態から起こります。
そのような時は、しっかりと関わりを持ち安心してもらうことや、孤独感を軽減する取り組みで改善することが多くあります。
ただ、泌尿器などに問題が起こっていても、認知症の人はその不快感を適切に訴えることができない場合もあります。あまりにも頻繁にトイレの訴えがある場合は医療職へ情報提供する必要があります。