ユニバーサルデザイン
読み方:ゆにばーさるでざいん
ユニバーサルデザイン(Unibersal Design:UD)とは、あらかじめ、「障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすい都市や生活環境をデザインする考え方」と定義されています。
ユニバーサルデザインは、障害者や高齢者も含め多くの人たちが、最初から使いやすい道具や環境をつくるという考え方です。
ユニバーサルデザインと近い言葉でバリアフリーという言葉があります。
バリアフリーは、障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であるのに対し、ユニバーサルデザインは多様な人が使いやすいようなデザインをする考え方といえます。
ユニバーサルデザインの思想でつくられたものが、重度の障害のある人々が使えるかというとそうではありません。
このような人々には、個別に使いやすいように調整し、1人ひとりに合った対応が必要になります。このあたりも、ノーマライゼーションからインクルージョンという思想に近いものだといえます。