OJTの役割
読み方:おーじぇいてぃのやくわり
介護現場では個別に利用者に介護を行うとともに、チームでも介護を行います。そのためチームメンバー相互のコミュニケーションがきちんととれていることが重要です。
OJT(職務を通じた教育訓練)は、
- 上司
- 先輩と部下
- 後輩
の信頼関係を築き、相互の意思疎通を活発にする重要な役割を果たします。
とくに、利用者の介護実践において介護理念や方針といった介護の価値観は、身近にいる上司や先輩の介護実践を実際に見ながら、手取り足取りの指導教育を受ける中で理解できていきます。
OJTは単なる業務上の知識や技術を伝達する手段ではなく、介護理念をチームメンバー間に浸透させるためには不可欠なものといえます。
下記はその関係を表したものです。
日常業務の中で、上司・先輩から部下・後輩へ職務に必要な価値観や知識・技術などを指導教育するものであり、同時に上司・先輩と部下・後輩の共同作業でもあります。