生活不活発病
読み方:せいかつふかっぱつびょう
生活不活発病とは、文字通り、「生活が不活発になった」ことが原因となり、あらゆる身体や頭の働きが低下する病気のこと。
何らかの理由で、心身機能に不調や障害が生じると、「からだがこんな状態だから」という思いから、日常生活において、
・無理をしないように
・これは出来ない
などの気持ちが強くなり活動を自ら制限してしまうことがあります。
このことは、社会との交流である参加に影響を及ぼし、
・出かけたくない
・もうできない
というような、自分の持てる力に対する過小評価にも繋がっていくことになります。
このように、活動が減り行動範囲が縮小し社会との交流が少なくなることで生活空間が縮小されていきます、
それは、単にからだを使わないという部分だけの影響に留まらず、全身への影響をもたらし、精神機能の低下まで招くことになります。このような状況が、生活の不活発な状況を生んでしまうことになります。