一次予防(介護予防)
読み方:いちじよぼう
介護予防には、一次予防、二次予防、三次予防の種類があります。その中の「一次予防」とは、主に活動的な状態にある高齢者を対象とし、その活動や生活機能の維持と向上を図ることが目的になります。
そのためには、精神的、身体的、社会的に活動できる状態にすることが必要となります。
一次予防は、活動的な状態にある高齢者を対象としているため、その健康づくりや、疾病予防、要介護状態になることの予防が目的となり、あくまで1人ひとりに対して、その時の状態に合わせて適切に取り組むことが大切です。
なお、この一次予防、二次予防、三次予防考え方は、介護用の中ばかりではなく、高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防の考え方にも用いられます。
その場合の一次予防は、健康な高齢者が病気の発病そのものを予防する健康づくりや疾病予防が目的となります。
介護予防と生活習慣病予防と共に、一次予防では健康を維持すること、二次予防では早期に発見し改善を図ること、三次予防では重篤化を防止し改善を図ることになります。