回復期リハビリテーション
読み方:かいふくきりはびりてーしょん
回復期リハビリテーションとは、失った能力の回復と潜在能力の開発、残存能力をいかした日常生活機能の回復が大きな目的とするリハビリテーションのことをいいます。
回復期リハビリテーションを行うために病院へ入院する際は、誰でも入院できるわけではなく、厚生労働省が疾患などの条件や入院期間を定めており、その対象者になるには、専門の医師による判断が必要になります。
例えば脳血管疾患や頸髄損傷などは、最大入院期間180日(半年)。大腿骨や骨盤などの骨折は、最大90日(3か月)の入院と、それぞれ期間が定められています。
「命を救う」ことを使命としている急性期病院での入院は症状が安定するまでですが、回復期リハビリテーションでの入院期間は最大180日(疾患により異なる)と、長期入院が可能です。
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