ストレングス
読み方:すとれんぐす
ストレングスとは、本来の力を失っている状態から、自分の持っているはずの力を取り戻していくこと、引き出していくこと。
介護福祉職は、利用者本人の能力・できること、潜在能力を引き出し、見つけることが必要です。自分が得意なこと、関心があることは、思っている以上に大きな力を発揮し、生きがいも感じやすくなります。
ストレングスについては、「すべての人々は、広範な才能、能力、キャパシティ、スキル、資源、願望を持つ。ある時点でのそれらの表現のされ方の多少にかかわらず、人々は表現され得る心的、身体的、情緒的、社会的、精神的能力の未活用で未決定の貯蔵庫をもつとして、人は必ず潜在的能力を有すること」が強調されています。
介護福祉職は、利用者がたとえ生活困難や生活障害を抱えていたとしても、顕在化していない利用者の潜在能力を関わりの過程で見いだし、利用者自身が現在の困難会や障害と主体的に向き合える力・パワーを獲得できるよう、利用者のストレングスに焦点をあてパートナーシップを果たすことが求められています。