介護予防
読み方:かいごよぼう
介護予防とは、高齢者が「要介護状態」などになることの予防、または要介護状態等の軽減、もしくは悪化の防止を目的として行うものとされています。
以前、介護は、介護が必要な状態になってから対応するという「事後的」な視点が主でしたが、現在は介護を必要とする状態にならないように対応するという「事前的」な視点といえる介護予防が重要視されています。
介護予防の区分は、2005年(平成17年)の介護保険法改正によって、1区分しかなかった「要支援」は、「要支援1」「要支援2」と2区分に拡大され、2014年(平成26年)の介護保険法改正により、全国一律の介護予防(介護要望訪問介護・介護予防通所介護)が市町村の取り組む地域支援事業へと移行され、多様化されるなど、政策的に大きく変化しています。