職業リハビリテーション
読み方:しょくぎょうりはびりてーしょん
1955年に国際労働機関(ILO)は、職業リハビリテーションを「障害者が適切な職業に就き、それを維持することができるように計画された商業的なサービス(例えば、職業指導、職業訓練及び選択方式による職業紹介)の提供を含む、継続的で調整されたリハビリテーションプロセスの一部である」と定義しています。
そして、WHO(世界保健機関)の職業リハビリテーションは、「職業指導、訓練、適職への就職など、障害者がふさわしい雇用を獲得し、または職場に復帰することが出来るように計画された職業的サービスの提供である」と定義しています。
障害のある人が普通に働いて報酬を得て生活することは、リハビリテーションの本質といえます。
自ら働いた報酬によって、活動や参加を自己決定することは、生活の質つまりQOLの向上に繋がるとともに、個人の尊厳を守ることになります。