
ヒューマニズムとは
読み方:ひゅーまにずむ

ヒューマニズムとは、一般的には人間主義と呼ばれています。それは人間性の尊重と人間の開放を意味する思想。ルネサンス期にイタリアから始まりました。
人が老い、病、障害等によって生活に支障を生じ、人間の尊厳が保持されにくくなる際に、その保持・回復を支援するのは国家の責務です。国家はヒューマニズムを源流とした基本的人権を、国家の最高規範としての憲法に掲げました。そして、憲法の人権保障の理念を具体的に実現するために、生活支援のための法制度を制定しました。
人権発祥の地であるヨーロッパでは、中世は宗教の教義によって支配されていた時代でした。しかし、人間復興を目指したルネサンスによって、次第に神から人間中心へという思想的潮流の変化が生じました。
一部の人だけではなく市民全体の意識の変化が、新たな時代の変革をもたらしたのです。人々は、人権に関するスローガンを掲げ、それが憲法制定の動きとなりました。
今日の人権思想の源流の1つとして、1776年のアメリカの独立宣言があります。独立宣言の中で重要な言葉が・・・
「われわれは、自明の真理として、すべての人は平等に造られ、造物主によって、一定の奪い難い天賦の権利を付与され、その中に生命、自由及び幸福の追求が含まれていると信じる。またこれらの権利を確保するために、人類の間に政府が組織されたこと、そしてその正当な権力は被治者の同意に由来することを信じる」 |
また、ヨーロッパにおいて人権思想が明文化されたのは、1789年のフランス革命における人権宣言が最初です。特に次の条項が重要です。