日本介護福祉士養成施設協会
読み方:にほんかいごふくししようせいしせつきょうかい
日本介護福祉士養成施設協会=公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会(介養協:かいようきょう)とは、社会福祉塩及び介護福祉士法に定める介護福祉士養成施設(一般に、介護福祉士を要請する大学、短期大学、専門学校等)の全国団体です。
1998年(昭和63年)4月、日本ではじめて開校した25校の有志が呼び掛けて翌1989年(平成元年)4月28日任意団体として発足し、1991年(平成3年)3月27日社団法人として厚生大臣から設立許可され、2013年(平成25年)4月1日に公益社団法人へ移行しました。
日本介護福祉士養成施設協会は、介護福祉の担い手の確保および資質の向上を行う介護福祉士養成施設に課せられた社会的使命に鑑み介護福祉士養成施設の教育内容の充実、介護に関する研究開発及び知識の普及に努めています。
具体的な活動として、
・養成教育の到達度評価としての学力評価試験の実施
・他の学生の模範となる優秀な卒業生への協会会長表彰や卒業後の進路調査
・養成施設に通う学生が安心して自習や講習を行えるように万が一の事故に備えた事故補償制度
・全国の養成施設の教職員が研鑽を積む場である全国教職員研修会やブロック教員研修会の開催
・養成施設の専任教員等に終了が課せられている介護教員講習会等
を開催しています。
制度の改正に合わせて介護福祉士養成課程のカリキュラムに見直しがあった場合には、新しいカリキュラムの研究を行い、その結果を取りまとめた教育内容の手引き等を作成し、全国の養成施設へ分布します。
また、専門職能団体である介護福祉士会等と連携し、介護福祉士の社会的地位の向上や処遇の改善に関する活動も行っています。