平均寿命
読み方:へいきんじゅみょう
平均寿命とは、日本において死亡する人の状況が今後変化しないと仮定したときに、0歳児が平均的にあと何年生きることが出来るかをあらわしたものです。そのため、医療の発達などによって今後も大きく変化していきます。そして、この平均寿命は要介護状態になった人も含まれます。
厚生労働省の発表によると、日本の2021年(令和3年)の平均寿命は、
・男性が81.47歳
・女性が87.57歳
となり、前年と比較して男性は 0.09年、女性は0.14 年下回っています。
そして平均寿命の男女差は、6.10 年で前年より 0.05 年縮小しています。
平均寿命の前年との差を死因別に分解すると、男女とも悪性新生物<腫瘍>、肺炎、交通事故などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いていますが、老衰、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いています。